順位
比較
合計スコア
環境
人権・責任ある調達
スコアの概要
ボルボは2026年版リーダーボードでも堅調なパフォーマンスを示しました。リーダーボードの8つの区分のうち7つで進展を遂げ、総合スコアは6ポイント上昇しています。この着実な改善により、同社はリーダーボードで順位を1つ上げ、3位に浮上しています。
気候と環境部門ではトップの座を維持しており、スコアを11ポイント改善しました。その結果、ボルボの総合スコアは、同部門の平均スコアの2倍以上となっています。鋼材・アルミニウムの脱炭素化においても引き続き優れたパフォーマンスを示して同業他社をリードし、その差はさらに大きくなっています。また、ライフサイクルアセスメント(LCA)報告書で鋼材、アルミニウム、バッテリー由来の排出量について車両モデル別に細分化したデータを公表している唯一の企業でもあります。
鋼材とアルミニウムでは業界をリードしていますが、「バッテリー」の区分では進展が乏しく、スコアは上位3社の半分未満にとどまっています。持続可能なバッテリーの開発を目的とするEV用バッテリー企業ノボ・エナジーの買収は、この区分でスコアを改善する機会となり得ます。
人権分野でも改善は見られましたが、その進展は比較的控えめでした。「労働者の権利」を除くすべての人権関連区分で平均3ポイントの改善を示した一方で、「労働者の権利」では6ポイントの後退となっています。その結果、人権分野全体では平均でわずか1ポイントの改善にとどまり、人権ランキングは6位から7位へと後退しました。なお、「先住民族の権利」については初期的な取り組みを開始したものの、この区分のスコアは依然として8%にとどまっています。
主な評価結果
- ビジネスパートナー向けの最新の行動規範で、サプライヤーに水使用量削減に向けた目標の設定を求めており、2年以内にサプライチェーンの水管理に関する報告を拡充する計画である。
- 自然と生物多様性(2024年9月)、持続可能な原材料(2024年9月)、責任ある調達(2025年1月)に関する新たなポジションペーパーを公表した。
- 自社の電気自動車(EV)について、鋼材、アルミニウム、バッテリー由来の排出量を細分化して示した、包括的かつ詳細なLCAを開示している。
- 低炭素型(低排出)の鋼材・アルミニウムとリサイクルされた鋼材・アルミニウムの使用拡大について、細分化した目標を設定している唯一の企業である。
- バッテリーのリサイクル、修理、再利用、二次利用の取り組みの実施状況について、細分化された定量データを開示している。
- リスク評価プロセスの完全な説明を外部の人権専門家との協議を含め提供している数少ない企業の一つであるが、特定された人権リスク(紛争鉱物や移行鉱物に関連するものなど)に関して開示されている詳細は極めて限定的である。
- 欧州バッテリー規則に沿った初のバッテリーパスポートをすでに導入している。この証明書はアプリおよびQRコードを通じてアクセス可能で、車両バッテリーに含まれるコバルト、ニッケル、グラファイト、リチウム、マイカ(雲母)の原産国情報を示している。
- サプライチェーンの製錬所・精製所のリストは依然として開示していないが、責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)への適合状況に関する一部情報は開示しており、責任ある鉱業保証のためのイニシアチブ(IRMA)基準による監査に関しては、採掘企業に直接働きかけている。
- サプライヤーに対し、「自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意(FPIC)」の尊重を求め、期待される内容について最小限の指針を提供するようになった。しかし、これらの要件がどのように履行されているかを示す証拠は開示していない。
- 生活賃金の支払いを約束しているわずか3社のうちの1社であり、サプライヤーに対しても生活賃金の支払いを明示的に求めるようになった。
スコア詳細
化石燃料を使用しない環境に配慮した持続可能なサプライチェーン
全般
鋼材
アルミニウム
バッテリー
年ごとに比較する
人権・責任ある調達
全般
移行鉱物
先住民の権利
労働者の権利
年ごとに比較する
私たちのビジョン
公正に
サプライチェーン全体にわたり、先住民、労働者、地域コミュニティの権利を尊重し、向上させながら製造される。
サステナブルに
サプライチェーン全体にわたり、環境の健全性と生物多様性を保護・回復すると同時に、効率的な資源利用およびリサイクル材料含有率の増加を通して一次資源の需要を削減しながら製造される。
化石燃料フリー
完全電動車として、化石燃料を使わないサプライチェーンによって製造される。