順位
14 of 18
比較
(n/a) in 2023
EV販売台数の割合(%)
0.5%*
総合スコア
Total Score
気候と環境
人権・責任ある調達
出典:EV-Volumes OEM Share tracker. 数値はすべて年間値です、2023年中に、中国、韓国、日本、米国、カナダにおける乗用車の販売を対象としたデータです。
スコアの概要
HondaはEVへの移行において遅れが目立つ企業です。2024年版のスコアボードに新たに加えたところ、自社サプライチェーンからの温室効果ガス排出量削減と環境破壊の排除に関するスコアはわずか4%であり、同社がこの分野でも自動車産業の中でパフォーマンスが最も低いレベルにあることが分かりました。人権の分野の方がまだ成績が良く、いくつかのコミットメントを示しているものの、そうしたコミットメントを確実に実現するための方針やプロセスは、十分な内容を伴っていません。
主な評価結果
- 自社サプライチェーンからのスコープ3排出量を適切に開示しておらず、自社サプライチェーンの排出量について科学的根拠に基づく排出削減目標も設定していない、数少ない自動車メーカーである。
- 鋼材、アルミニウムおよびバッテリーのサプライチェーンの脱炭素化に向けた取り組みを一切開示していないため、この3区分のスコアはすべて0%である。
- 気候政策に反対するロビー活動に関する実績も良くないため、気候と環境部門のスコアはさらに押し下げられている。
- 人権、移行鉱物の責任ある調達、労働者の権利に関してはトップレベルのコミットメントを示している。しかし、自社サプライチェーンの人権リスクや人権侵害を特定、予防、軽減、是正する適切なデュー・ディリジェンスのプロセスを開示していない。
スコア詳細
化石燃料フリー・環境
リーダーボードでは、自動車メーカーの気候変動に関するロビー活動の方針と実行についてInfluenceMapが行った評価に照らし合わせて、このセクションでの自動車メーカーの総合スコアを調整する加重が用いられています。
人権・責任ある調達
私たちのビジョン
未来は、すべての自動車が次のような形で製造される自動車産業
公正に
サプライチェーン全体にわたり、先住民、労働者、地域コミュニティの権利を尊重し、向上させながら製造される。
サステナブルに
サプライチェーン全体にわたり、環境の健全性と生物多様性を保護・回復すると同時に、効率的な資源利用およびリサイクル材料含有率の増加を通して一次資源の需要を削減しながら製造される。
化石燃料フリー
完全電動車として、化石燃料を使わないサプライチェーンによって製造される。